iConstructionについて
iConstruction(アイ・コンストラクション)とは
国土交通省が掲げる20個の生産性革命プロジェクトの一つで、測量から設計、施工、検査、維持管理にいたる全ての事業プロセスでICTを導入することにより建設生産システム全体の生産性向上を目指します。トップランナー施策として次の3つが推進されています。
1、ICTの全面的な活用(ICT土木)
2、規格の標準化(コンクリート工)
3、施工時期の標準化
従来の施工段階の一部ではなく、調査・設計から施工・検査、さらには維持管理・更新まででプロセス全体で最適化を行います。
iConstructionが始まった背景と現状
生産性向上が遅れている土工等の建設現場
ダムやトンネルなどは、約30年間で生産性を最大10倍に向上しているが、土工やコンクリート工は改善の余地は残っています。依然として多い建設現場の労働災害
全産業と比べて2倍の死傷事故率(年間労働者の約0.5%(全産業の0.25%)予想される労働力人手不足
技能労働者約340万人のうち、約110万人の高齢者が今後10年で離職の可能性があります。若年者の入職が少なく、29歳以下は全体の約1割です。
人手不足を解消するには、働き手を増やすか一人あたりの生産性をあげるのどちらかです。
外国人労働者の雇用も進んでいますが、法律の規制もあり根本的な解決にはならないですし
現場の職人さんは高齢化するが、若い人の成り手が少ないのが現状です。
建設業界の生産性が向上しない要因
1.現場ごとに工事内容や期間が異なり、製造業の向上のように作業の標準化や仕組み化が難しい。
2.元請下請けの多重構造かつ、各専門工事業者が連携するため1社単独の努力が生産性向上に直結しない。
3.ほとんどが中小企業
建設業の全体の90%以上が年商6億円以下かつ従業員10名以下の中小企業や個人事業主で
ドローンやBIM・CIMといった新規技術に投資するための資金的余裕がないため
ごく一部の企業でしか推進していないのが現状です。
iConstructionと保険
AIG損保では、条件を満たすと保険料の割引や補償範囲の拡大が適用できる可能性があります。事業賠償・費用総合保険では、一定の条件を満たす企業の保険料に割引が適用されることから、ICTの導入により経営向上を推進する顧客企業を資金面からもサポートすることが可能となります。加えて、事業賠償・費用総合保険では高額なICT建機を借用した場合の損害に対応できるよう、受託物損害補償の補償内容を拡充し*1、ICT建機導入に伴う経営リスクの軽減も支援します。
*1 支払限度額3,000万円プランを追加。
弊社は損害保険契約締結の代理権を有しております。
このホームページの情報は、当該商品のパンフレットの付属資料としてご覧いただくものです。
ご検討にあたっては、必ず当代理店より説明を受け当該商品 のパンフレット、重要事項説明書をあわせてご覧ください。
※お問合せはこちら→0120-948-340 受付時間 9:00~17:00(土日祝日・年末年始を除く)
取扱代理店 リアルバード株式会社
〒160-0023
東京都新宿区西新宿7-18-5 VORT西新宿3F
承認番号 22G013
承認日 2022年5月12日
引受保険会社 AIG損害保険株式会社
東京第二プロチャネル営業部